平成18年地価公示について
3月23日に国土交通省が1月1日時点の公示地価を発表しました。
概況はこちら→ http://tochi.mlit.go.jp/chika/……index.html
平成18年地価公示に基づく動向
全国的な流れと、当社(有)つかさ不動産鑑定事務所の所在する豊島区の近年の動きについて、まとめてみました。
三大都市圏
中心都市の都心部においては上昇又は横ばい。利便性・収益性の高さを反映した動きが見られる。
地方圏
全国平均で地価は引き続き下落しているものの、住宅地、商業地とも下落幅は縮小。大都市の都心部を中心に見られる持ち直しの動きが、一部の地方中心都市にも見られ始めている。
豊島区の地価の動き
下図は2000年から7年間にわたる豊島区の公示地の平均価格を示したものです。
これを見ますと、住宅地・商業地とも2004年からほぼ水平に推移している様子がうかがえます。
さらに細かく見ていきますと、住宅地の最高価格地点(目白四丁目)では、 2004年・2005年には546千円と横ばいでしたが、2006年には555千円と上向いています。また、商業地の最高価格地点(東池袋一丁目)は、2004年から5,250千円、5,350千円、5,530千円と継続して上昇しています。
このように僅かながら上昇に転じる動きは、各地の中心都市で見られる傾向と同じです。
更新日:2010年9月9日