住宅地価INDEX(2024年10月)
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野村不動産ソリューションズから2024年10月1日時点の「住宅地価INDEX」を発表されました。
四半期ごとに実施されている定点調査で、調査地点数は169ヵ所、2000年1月を100とした指数とされています。
首都圏の動向については以下の通りとなっています。
【概要】
・2024年7-9月期の変動率は+0.5%の上昇となりました。
・17四半期連続での上昇となるも、上昇地点の減少と横ばい地点の増加により前期に比べて上昇率は弱まっています。
【エリア別の状況】
・東京区部の変動率は+1.3%で17四半期連続でプラスとなちましたが、上昇率は縮小しています。
都心5区では千代田区、中央区、港区、新宿区を中心に価格上昇が継続する一方、渋谷区では上昇地点が減少しました。
周辺区では、杉並区・世田谷区・練馬区で上昇地点が増加した一方で、文京区、目黒区、中野区、大田区、江戸川区、荒川区においては上昇地点が減少となっています。
・東京都下の変動率は+0.6%で、前回△0.1%から再度上昇に転じました。
狛江市、国分寺市、国立市などで上昇、三鷹市、調布市、稲城市などでは下落地点も見られました。
・神奈川県の変動率は+0.4%で、上昇率は縮小しています。
横浜市港北区、川崎市麻生区、茅ケ崎市などで上昇が見られた一方で、横浜市戸塚区、栄区などでは下落地点が見られました。
・埼玉県の変動率は+0.1%の微増で、大半の地点が横ばいとなりました。
・千葉県の変動率は±0.0%で横ばいとなりました。
前期上昇した船橋市・八千代市・浦安市の地点が横ばいに転じています。
更新日:2024年10月23日
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