2024年上半期の首都圏新築分譲マンション市場動向
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㈱不動産経済研究所より発表された、2024年上半期の首都圏新築分譲マンション市場動向によると、
首都圏における2024年1月~6月のマンション発売戸数は9,066戸、前年同期比13.7%減と3年連続の減少でした(過去最多は2000年の46,816 戸)。
地域別では、
東京23区:3,319戸(前年同期比△32.3%)
東京都下:877戸(同+5.2%)
神奈川県:2,162戸(同+10.6%)
埼玉県 :891戸(同△31.2%)
千葉県 :1,817戸(同+19.8%)
東京都下、神奈川、千葉では増加しているものの、東京23区と埼玉では3割超の大幅減少となっています。
1戸当たりの平均価格は7,677万円(前年同期比△13.5%)、1㎡当たりの平均単価は115.7万円(同△12.4%)で、いずれも減少しました。
地域別では、
東京23区:10,855万円(△16.3%)、172.6万円/㎡(△10.3%)
東京都下:5,704万円(+1.7%)、85.1万円/㎡(+0.6%)
神奈川県:6,188万円(+7.7%)、93.0万円/㎡(+7.0%)
埼玉県 :5,161万円(+2.8%)、77.0万円/㎡(△0.3%)
千葉県 :5,831万円(+22.3%)、81.3万円/㎡(+19.7%)
前年高い上昇を示した東京23区が下落になる一方、大型案件が牽引した千葉県では大きな上昇、他の地域でも上昇傾向にあります。
東京23区のシェアが16年ぶりに40%を下回る36.6%となっています
下半期の供給見込は1.9万戸、前年同期比16.1%増加の傾向となっています。
更新日:2024年10月23日
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