国土交通省から令和3年第3四半期の地価LOOKレポートが公表されました。
全国主要都市(全100地区)における令和3年7月1日~令和3年10月1日の地価動向は、93地区で変動率区分が前期と同じで、変化が小さい結果となりました。
変動率区分が上方に移行(横ばい→上昇)したのは主に地方都市で、下方に移行(横ばい→下落)したのは1地区のみで東京日本橋の商業地でした。
前期(令和3年第2四半期)からの地区数の推移は以下の通りです。
・下落地区数:29地区→30地区(増加)
・横ばい地区数:36地区→30地区(減少)
・上昇地区数:35地区→40地区(増加)
上昇地区、下落地区ともに3%以上の変動率の地区はなく、変動幅は小さく纏まっております。
住宅地では、前期に続き下落地区数は0で、上昇地区数が増加(24地区→26地区)しています。
商業地では、上昇地区数は増加(11地区→14地区)しましたが、依然として東京・大阪の都心部の地区で下落が目立つ結果となっています。