2023年オフィス市況推移
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オフィス市況に関わるデータを毎月公表している不動産会社3社の公表数値から、2023年中の1年間における平均空室率及び平均賃料の推移をまとめてみました。
対象となる数値は都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)のものです。
平均空室率は、一年間で3社中2社が低下、1社が上昇となっています。
三鬼商事は2023年の前半は上下に変動していましたが、7月以降は低下傾向にあります。
三幸エステートは年間を通じて微増微減を繰り返すような動きとなっています。
ビルディンググループについても前半は上下に変動しつつ、後半は低下傾向が続き、年間での変動幅は最も大きくなっています。
平均賃料は、一年間で3社中2社が下落、1社が増加となっています。
三鬼商事は一年を通じて微減傾向を示し、最も大きい変動額となっています。
三幸エステートは時折微減しつつも、年間では概ね上昇傾向にあります。
ビルディンググループは年間を通じて微増微減を繰り返すような動きで、賃料水準は前年とほぼ変わらない結果となっています。
調査対象物件の違いもありますが、各社でやや傾向に差が見られる結果となりました。
更新日:2024年3月11日
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